戻る

逗子・葉山 社会

公開日:2025.06.27

逗子警察・逗子消防
県内初、車両広報で連携
湘南ビーチFMが協力

  • 車両の前に立つ志原署長、森川さん、尾前社長、熊坂消防長(左から)

 逗子警察署(志原光徳署長)と逗子市消防本部(熊坂篤範消防長)は6月17日、車両広報連携団結式を行った。

 この共同広報は、警察車両が火災予防や救急についての呼びかけをしたり、消防車両で交通安全や特殊詐欺についての注意喚起のアナウンスをしたりするもの。警察と消防の車両での広報連携は県内初。

 使用する車両は警察はパトカー2台、ミニパトカー2台、アクティブ交番の車両1台をメインに、覆面パトカーが赤灯をつけて行うこともある。消防は救急車出動後、病院への搬送を終え市内に戻ってくる際にアナウンスを流す。消防車も同様に活動する。救急車が走りながらアナウンスを行うことは初めてのことだという。

 同取り組みは逗子警察の志原署長の提案から始まった。団結式で志原署長は「逗子消防と逗子警察はうまく連携が取れている中、お互いの広報活動を一緒にすることで効率化が図れる」とその意図を強調した。逗子消防の熊坂消防長は「はじめは市民の方も戸惑うかもしれないが、警察と消防が協力していることを理解してくれたら安心感が向上すると思う」と期待を語った。

 広報文のアナウンスは地元放送局の湘南ビーチFM(尾前芳樹社長)のチーフパーソナリティ・森川いつみさんが務めている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

逗子・葉山 ローカルニュースの新着記事

逗子・葉山 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS