今年11月の開業に向け、JR辻堂駅北口C―X(シークロス)内で開発が進められている「湘南辻堂プロジェクト」。住友商事(本社、東京都中央区・加藤進取締役社長)と住商アーバン開発(同・小久保正明取締役社長)は先月21日、施設のシンボルゾーンとなる「湘南ヴィレッジ(仮称)」と「湘南スタイルフードコート(同)」の出店店舗を発表した。
湘南らしい地元色のあるショップなどが路面感覚で並ぶ「湘南ヴィレッジ」は、周辺街区への通り抜け線上に戸建店舗が並ぶプロムナード。ハリウッドセレブの間で人気の「ロンハーマン」は神奈川県初出店。また、日本初出店となるハワイアンショップ「フラレフア」では、揚げたてのハワイアンドーナツ「マラサダ」も提供する。
湘南エリアの老舗名店の味が楽しめる「湘南スタイルフードコート」には、鵠沼の高級住宅地にあるフレンチレストラン「KUGENUMA SHIMIZU」や、江の島の和食店「とびっちょ」、支那そばや店主の佐野実氏がプロデュースするラーメン店「野の実」など、地元藤沢の有名店が出店。ぬくもりを感じさせる室内客席と開放感あふれる外部テラス席を併設する。
住友商事の広報では「湘南ならではのゾーンに注目して欲しい。楽しみに待っていてください」と話している。
フードコートに出店が決まっている「とびっちょ」の堀田泰邦代表取締役は「まだまだ来たことがない方にも、もっと来ていただけたら」と期待を寄せ、「KUGENUMA SHIMIZU」の清水克則シェフは「こだわりのおいしさ・つくりたてのおいしさ・喜び溢れるおいしさを皆様にお届け致します」と意気込みを話している。
また同日、大型核テナントとして、湘南エリア初となる「H&M」の出店も発表された。さらに、情報の発信源で生放送や公開収録を行う「JCOM湘南」、暮らしのサポートをする「横浜銀行」と「スルガ銀行」の出店も決まった。
同プロジェクトのショッピングモールは、総店舗数約280店、地域最大級の商業施設となる予定。
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