未来に残していきたい「第3回湘南遺産」の候補が出揃い、主催のNPO法人湘南遺産プロジェクトは、投票を呼び掛けている。ホームページ(【URL】http://shonanisan.net/)の詳細ページから1日1票、複数候補に投票できる。6月19日まで。
今年の候補は、「茅ヶ崎円蔵 地形搗(じぎょうつき)」「寒川町田端 生往寺」「西寒川支線 廃線跡」「二宮町 吾妻山公園」「旧山川邸」「大磯宿場まつり」など、計9件。藤沢からは、「鵠沼はす池」「帆船やまゆり」「江島神社 弁財天」がエントリーした。
鵠沼はす池
第一はす池、第二はす池からなる「鵠沼はす池」では、紅白の蓮の花が咲き誇り、人々を魅了する。1950年代前半に蓮が枯れ、その後も不法投棄や外来動植物の放流によって生態系が崩れたが、ボランティアの努力で回復。6〜8月には数千輪の花が咲く池となった。近年は藤沢メダカが放流され、生育している。
帆船やまゆり
江の島ヨットハーバーに浮ぶ木造帆船「やまゆり」は、1964年の東京五輪に合わせて建造。警備・来賓用クルーザーとして活躍した。船体の傷みや装備の劣化が進むが、保存会が会費などで維持・管理を行っている。一般向けの体験セーリングも実施するほか、2020年東京五輪での活躍も期待されている。
江島神社弁財天
「江島神社」は田寸津比(たぎつひ)売命(めのみこと)、市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比売命(たぎりひめのみこと)の三女神をそれぞれ祀る「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の三社からなる神社。海の神、水の神として信仰を集めるほか、「日本三大弁財天」の一つとして、近年は、良縁成就を求めて多くの若者が来訪する。幸福・財宝を招き、芸能を上達させる神としても知られる。
選定結果は6月24日に、藤沢商工会館ミナパークで発表される予定。
問い合わせは、同法人の西村さん【携帯電話】090・8894・3354へ。
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