藤沢警察署の新署長に前県警本部サイバーセキュリティ対策本部副本部長の青木正浩氏=写真=が9月5日付で着任した。
同署管内での犯罪認知件数は減少傾向にあるが、安心安全な街づくりの実現に向けては「潜在的犯罪への対策が重要」と強調する。例えば子どもへの声掛けや女性へのわいせつ事案。全てが通報されているとは限らず、潜在的な事案も含めれば未知数だからだ。
そこで打ち出すのが警察官の「見える・見せる・呼びかける」を徹底させること。街に一人でも多くの警察官がいれば、犯罪抑止になることはもちろん、市民の体感的な安心感にもつながる。訓示で署員に述べたのは「私も警察官の一人として使ってほしい」。自らも指揮官としてだけでなく、安心安全の街づくりに向けて尽力する構えだ。
日課は管内の見回りを兼ねた仕事後のジョギング。「昔ながらの宿場町。歴史ある街並みが心地いい」。58歳。警視。
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