藤沢市は防災・災害に関する情報をまとめた小冊子「ふじさわ防災ナビ」を作成し、6月26日から7月下旬に全戸配布する。2013年度に全戸配布した冊子を全面改訂し、地区ごとのハザードマップや避難場所、災害時の行動指針などを掲載。市防災政策課は「保存版として家に備えて知識向上を図るとともに、家族で災害について話し合うきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。
13年度版から年数が経過したことを受けて刷新した。昨年度に改定した津波ハザードマップを盛り込み、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域などを色分けして表示。最大基準水位を示した、沿岸部の津波ハザードマップも掲載している。
女性視点や感染対策も
避難準備品や避難所情報には、「女性目線」「感染対策」など、昨今の状況を反映した情報が盛り込まれた。避難準備品には「女性視点の必需品(生理用品、ストッキングなど)」「マスク、体温計、消毒液」などを表記。避難所開設図には女性や乳幼児の区画やパーテーションの設置を含んだレイアウトを紹介している。
巻末付録には風水害に備えて個人が作成する避難行動計画表「マイタイムライン」、小学生など子ども向けの「防災クイズ」のページも設けた。
A4判98ページ。各ページには音声読み上げコードを掲載。19万6千部をポスティングで配布するほか、転入手続き時にも配布。冊子の内容は26日から市ホームページ上で閲覧可能。
同課によると、今後防災訓練や防災リーダー講習会などで冊子内の「マイタイムライン」の活用方法を紹介予定。問い合わせは同課【電話】0466・50・8380へ。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
御所見でスマホ相談4月23日 |
|
|
|
|