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藤沢 文化

公開日:2026.05.08

商店街が大好きだ Vol.11 「笑顔あっての商売繁盛」 湘南台東口商店街協同組合 滝上航太理事長

  • 同組合事務所前に立つ滝上さん(右)と理事で「誠鮨」の阿出川道子さん

    同組合事務所前に立つ滝上さん(右)と理事で「誠鮨」の阿出川道子さん

 3路線が乗り入れる湘南台駅。その立地の良さから新しい住宅は増え、人通りも多い。藤沢市北部の活気を支える街だ。碁盤の目状に美しく整備された街並みにはさまざまな業種の店舗や企業が並ぶ。「昔ながらのアナログな温かさ、あいさつができる環境がここの良さなんです」。そう語るのは、同駅東口で活動する湘南台東口商店街協同組合の理事長、滝上航太さん(44)だ。自身の店「さかな屋 魚太」を営みながら、街の舵取りを担うこと10年になる。

 発足は1989年のクリスマス。かつては120店以上が軒を連ねたが、今は95店舗に減少。店主の高齢化やコロナ禍による閉店など、時代の波はこの地にも押し寄せている。しかし、地域のイベントに対する反響は大きい。夏に行う納涼祭では、「会場がキャパオーバー」になるほど多くの人が集まる。

 活力となるのが、地域や学生との深い絆だ。夏の納涼祭やハロウィーンのスタンプラリー、歳末の抽選会など。地元団体や行政と協力した昼飲みイベント、そして一大イベントである「湘南台ファンタジア」など取り組みや協働は多岐にわたる。慶應義塾大学などの近隣の学生ボランティアの存在も大きく、斬新な発想を柔軟に取り入れてきた。学生が飲食店を紹介するSNS発信は現在休止しているが、滝上さんは「復活させたい」と意気込む。

 滝上さんが描くビジョンは顔の見える関係が生む安心感だ。店主たちが守り続けてきた義理人情の種は次世代に受け継がれ、湘南台の街に新たな笑顔の花を咲かせていく。温かなあいさつが響く限り、街の灯が消えることはない。

 「住んでいて楽しい街にしたい。みんなの笑顔があってこその商売繁盛」

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