戻る

藤沢 トップニュース社会

公開日:2023.01.20

高校生目線で地域活性
大庭地区に新団体発足

  • 細沼代表(中央)と山崎(左)・加藤両副代表

 湘南大庭地区の藤沢西高校の生徒が中心となり地域活性を目指す「マイミライnext」が今年元日に発足した。意義に賛同し、活動拠点を提供する湘南大庭市民センターの矢内健センター長は「行政とは違った高校生視点の活性化が楽しみ」と期待を寄せる。

 同団体は、大庭地区の小学生から高校生がまちづくりに対して議論し、行政などに提案する子ども会議「マイミライ」の延長線上にある。両団体を仕掛けた代表の細沼惠美子さんは「マイミライが提案を考える組織とすれば、nextでは実際に活動をする組織」と位置づけている。

 メンバーは西高生9人と細沼さん、加えて起業など地域活動を求める40、50代5人が参加。大人は高校生の支援を通して「地元デビュー」のノウハウを学ぶ。副代表2人は今春大学生になる山崎隼さんと2年生の加藤雄飛さんが務める。

 すでに計画は進んでいる。4月には同市民センターで高校生によるコミュニティーカフェテラスが開店予定のほか、10代が考える季節イベントとして高校のネットワークを生かした野点や夏祭り、音楽祭の企画を練っている。「地域の人たちの交流するきっかけを作りたい」と加藤さん。山崎さんは「大庭は高齢化が進んでいるけど西高がある。これを特長ととらえて貢献したい」と思いを述べた。

 細沼さんは「これからの世代の活躍にぜひ注目し参加してほしい」と呼び掛けた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 トップニュースの新着記事

藤沢 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS