長後を中心に子育て支援や動物保護活動に取り組むNPO法人ことりのおうち(高見広海代表)が10月下旬から、「長後フードバンクかけはし」を開始した。
市内で子ども食堂にも取り組む同法人。夏に、他市のイベントに出店した知人がトラブルによってパンが大量に残ってしまい、高見さんに助けを求めてきた。その数約6千本。高見さんはSNSなども活用して配ったが、「賞味期限の問題もあり、既存のフードバンクでは対応できていない食材がまだまだ多いのでは」と感じたという。
そこで、自身のフードバンクでは、極力フードロスを削減するために柔軟な対応を心掛けている。例え残り日数が少なくとも賞味期限内であれば食材の寄付を受付け、「困っている」という声には「いつでも食材をご提供するのでぜひ声をかけていただきたい」と高見さんは呼びかける。
事業開始から約1カ月で徐々に地域に広がっているが、食材の寄付は活動の要でもある。「家庭で余ったものはもちろん、企業さんが防災備蓄で購入し使用しなかった食材など、ぜひお寄せください」と話す。詳しくは高見さん【携帯電話】080・3428・8792。
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