鎌倉版 掲載号:2013年4月12日号
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「未来・連福プロジェクト」代表を務める 齊藤 美代子さん 藤沢市在住 62歳

子どもの未来を照らす

 ○…「今まで、支援をしてもらっても、心は傷ついたままだった。今回は、心の復興支援をしてもらった」。自身が代表を務める「未来・連福プロジェクト」主催で3月末、東日本大震災や東電福島第1原発事故で避難生活をしている子どもや保護者らを鎌倉に招待した。県内に避難している参加者の高校生の、閉会式での挨拶に「考えてもみなかった言葉。感無量だった」と目を細める。

 〇…自然や伝統文化、食育などを通じて女性が豊かに子どもを育てていくことを目的に、昨年9月に同プロジェクトを発足。親子で野山を歩いたり、茶道で礼儀を学んだりと、体験を重視した教育を行っている。また、鎌倉大仏での募金などで資金繰りし、被災地の子らを無償で鎌倉に招くなど、「未来を担う子どもたちの幸せを願って」が活動の共通テーマだ。

 〇…市内の小中学校で教員として約40年間、教育現場に身を置いた。一昨年、手広中学校校長の任を最後に定年退職。在職中から音楽を通して地域ぐるみで子どもを見守る「柞(ははそ)の森音楽祭」を立ち上げるなど、地域で子どもを育む取り組みを進めてきた。教育委員会出向時に、幼児教育の現場を見て、義務教育がスタートではなく「幼稚園や保育園の段階で、子どもたちは多くのことを吸収する」と強く認識。幼・保・小の教育現場の連携と、自然とのふれあいなどを通じ幼少から感性を養うことの必要性を感じた。

  〇…山梨県勝沼町出身。田で蛙を取り、野山で花を摘み、月下の堤で泳ぎ、葡萄畑を駆け回った故郷を「桃源郷」と振り返る。「自然の中で五感をしっかり働かせ、体験・感動することが豊かな感性を育て、知恵を生む」。今日の自身の教育観は、自然の中で育まれた。余暇にも、同郷の夫と伊豆や山梨を訪れ自然を愛でる。今後も、「学生ボランティアや地域の団体と協力していけたら」と、活動の輪を広げていく。
 

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