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鎌倉 社会

公開日:2026.05.08

ぶらり ご近所商店街 Vol.9 門前のにぎわいを次世代に 長谷駅前通り商店会 早川 恵久さん

  • 長谷駅前のにぎわいを見守り続ける早川会長

    長谷駅前のにぎわいを見守り続ける早川会長

 江ノ電長谷駅の周辺から「長谷観音入口」交差点まで、51店が加盟する長谷駅前通り商店会。毎年春と秋に長谷寺で開催されるイベント「長谷の市」への参加や、夜の通りを照らす街路灯20本の維持管理など、門前のにぎわいの一角を担い続けている。

 地域には古くから営む土産物店から時代に即した飲食店まで、多彩な店舗が並ぶ。「ほとんどのお店が入ってくれているけれど、開店しても商店会に加入してくれないお店も増えてきている」と、早川会長は通りを眺める。会長となって10年以上。自身が3代目を務める駅前の「早川薬局」から、時代の変化を見守り続けてきた。

 歴史香る古都であり、世界に知られた観光地でもある鎌倉市。長谷駅前の通りは、土日だけでなく平日でも多くの人が行き交う。「ほとんどの観光地が懸命になって人を呼んでいる中で、多くの人が自然と来てくれる鎌倉の現状は、とても恵まれていると感じます」と早川会長はうなづく。

 好奇心で瞳を輝かせた観光客は経済的な恩恵がある一方で、歩道の混雑や道路の渋滞など地域への負担も大きい。「特に足腰に自信がない高齢の人は、怖くて日中は歩けないという声もある」と早川会長。にぎわいと生活の両立は、鎌倉にとって避けては通れない課題だ。

 期待をこめるのは、商店会の新陳代謝による変革だ。「長谷には大仏様や観音様があり、鎌倉駅前や江の島方面にも行きやすい、とても良い場所。これらを生かす、新しい人のアイデアがこれからは必要」。郷土の未来と後進の行く道を視線に重ねる。

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