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公開日:2016.04.01
鎌倉婦人子供会館
改修終え4日オープン
バリアフリー化進める
民間運営のカルチャーセンターとして60年以上親しまれてきた鎌倉婦人子供会館(小町1の11の5)の改修工事がこのほど終了し、4月4日(月)にリニューアルオープンする。同館の管理運営を担う公益財団法人鎌倉婦人子供会館の溝口文子理事長は「きれいに生まれ変わった会館を多くの人に利用してもらいたい」と話す。
同館は「女性の教養を高め、子どもが学べる場所を作ろう」と鎌倉在住の旧制女学校などの同窓会有志によって1954年、材木座に設立された。その後、58年に現在の小町1丁目に移転。小児科医院として33年に建てられ、利用されていた木造の昭和館に、69年に本館、82年に新館を増築して現在の形となった。同館ではこれまで語学やバレエ、茶道、フラワーアレンジメントなど数多くのカルチャー教室を開講。かつては画家の故・平山郁夫氏が絵画教室を開催していたこともあるという。
老朽化から改修へ
同館は近年、木造の昭和館を中心に雨漏りや耐震面の不安など、老朽化が指摘されていた。そこで同館を運営する(公財)鎌倉婦人子供会館は改修や建て替えを視野に入れ、建物の現状を調査。耐震工事の必要性が明らかになり、2013年に建設委員会を発足。寄付で集まった6千万円に自己資金1億2千万円を足して14年に改修工事をスタートさせた。
改修にあたってはバリアフリー化を目指し、エレベーターを導入。部屋数はほぼ維持したまま、ホールや調理室なども一新した。また、昭和館には新たに茶室を設置。同会設立から63年が経過することと「親睦」の意味を込めて、「六三庵」と名付けられた。
溝口理事長は「子どもたちをはじめ市民の方に安心して利用して欲しい。ここからまた新たに会館の歴史を刻んでいければ」と話している。
同館の開館時間は午前9時から午後9時まで。日曜祝日と夏期、年末年始は休館。オープン後の4月4日以降の利用予約を受け付け中。問い合わせは【電話】0467・22・0507鎌倉婦人子供会館へ。
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