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待機児童 今年も100人前後の見込み ニーズ増に対応できず

社会

掲載号:2019年3月15日号

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旧横浜地方法務局跡地の佐助保育園
旧横浜地方法務局跡地の佐助保育園

 昨年4月1日時点の待機児童数が93人で、県内ワースト2位となった鎌倉市。待機児童解消に向け、4月に3施設を開所させるなど対策が進む。しかし潜在的なニーズの増加に対応できておらず、昨年同様の待機児童数を見込んでいる。

 鎌倉市内では4月1日、佐助にある旧横浜地方法務局跡地に佐助保育園(定員96人)と津西にきみのまま保育園(同19人)が開所、また七里ガ浜楓幼稚園の認定こども園化(同75人)が予定されている。

 3施設合計で190人分の定員が増加するが、同日時点での待機児童数は、昨年とほぼ同じ100人前後を見込んでいるという。その理由について市保育課担当者は「過去10年間に10施設を開設し、1536人だった定員も2451人に増えたが、施設ができると新たにニーズが高まる現象が続いている」とする。

 市は引き続き新たな受け皿の整備を続けており、新年度予算には、約4億4000万円を計上。来年4月に、浄明寺にある県営住宅跡地と西鎌倉駅近くの駐車場跡地に保育施設、鎌倉駅東口と西鎌倉幼稚園内に小規模保育施設などの新設・建替えを進める予定で、合わせて135人以上の定員増を想定している。

 ただ今年10月には国が保育料の無償化を予定していることから、さらなるニーズの増加が予想される。一方で大震災発生時に、津波の到来が予測されるエリアは用地の候補にできないなど、基準を満たす土地そのものが少なく、新たな施設建設が難しい状況だという。

 同課は「引き続き施設の新設を進めるとともに、

保育士確保のための就職支援講座を年3回実施することや、今年度から実施している宿舎借り上げ事業補助金についても対象者を拡大する予定」としている。

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