みらいふる鎌倉は、近隣の「かがやきクラブ栄」(横浜市栄区老連)、「ズシップ」(逗子市老連)との交流を深め、共同事業を展開しています。このうち栄区とは2007年から「垣根を超えた交流」を続けています。昨年末の12月19日には、さかえ区民活動センターで共同事業の打ち合わせ会を行い、新年度も一層の交流・協力を進めることを確認しました。
打ち合わせ会には、かがやきクラブ栄の西川紀彦会長・雨宮利次副会長と部会長5人、みらいふる鎌倉の石渡好行副会長・寺嶋幸子副会長と部長7人らが出席。2019年度事業を振り返るとともに、2020年度交流事業の計画について話し合いました。
2019年度に行った事業は、【1】カラオケ大会(8月30日=栄公会堂)【2】ファッションショー(10月29日=栄公会堂)【3】グラウンドゴルフ(交流大会9月5日=笛田公園、宿泊大会6月13・14日=千葉県「太陽の里」)【4】芸能・演芸大会(10月17日=栄公会堂、11月22日=きらら深沢、相互招待)【5】健康麻雀大会(11月10日=鎌倉市福祉センター)。
改修工事などで会場の選定が難しい状況、参加者数と開催時間の調整、会員以外の参加受け付け、費用の財源捻出など、今後の課題も多く工夫が必要なことが指摘されました。
2020年度の交流事業も前年同様、5つの事業を中心に、担当部会同士が事業の共同化案を詰めていくことで合意しました。
これらの事業だけでなく、両老連が独自に展開している事業についても報告と説明があり、率直な意見交換が行われました。
相互参加の要望も
鎌倉では昨年、みらいふる創立55周年に当たり、「人生100年時代」を控えて、最高齢プログラマーの若宮正子さんによる講演会、ダウン症の書家金澤翔子さんの揮毫と母泰子さんの講演などを行い、長年続けている教養講座も開催しましたが、栄区側からはこういう講演会や講座に枠を設けて参加できないか、との打診がありました。
一方、鎌倉側からは、人気のあるバス旅行を1回でもよいから一緒に催行したい、栄区の囲碁・将棋大会にも希望者を参加させたい、と要望しました。
さらに、鎌倉では昨年から市と協力して「フレイル予防」の活動を始めており、横浜市は「友愛活動」に力を入れ、高齢者の「居場所・たまり場づくり」をめざしています。
栄区のやっているノルディック・ウォークもフレイル予防の一環でしょう。そういうことをどう具体化するかとなると、なかなか見えてきません。双方から知恵と工夫を出し合って、高齢者の活性化につなげたい、との声が出ました。
打ち合わせ会は大いに盛り上がり、予定時間を20分超えて終了しました。
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