鎌倉版 掲載号:2020年9月25日号 エリアトップへ

『新橋パラダイス 駅前名物ビル残日録』を出版した 村岡 俊也さん 二階堂在住 42歳

掲載号:2020年9月25日号

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ビルと人のディープな物語描く

 ○…新橋駅前ビルとニュー新橋ビル。ともに再開発計画が進む名物ビルの歴史とそこに生きる人々を描いた『新橋パラダイス 駅前名物ビル残日録』を出版した。「初めて足を踏み入れた時に感じた非日常感。その理由を解き明かしていったら、人々の色々な思いが見えてきた。壊されてしまえば二度と戻らない、この場所の魅力を知って足を運んでもらえたら」

 ○…初めてニュー新橋ビルを訪れたのは15年ほど前。「とにかく雑多で異様で同時に懐かしさを感じた」。打ち合わせなどでビル内の喫茶店を頻繁に使うようになると、より興味が膨らんでいった。立ち飲み屋に通い、理髪店で髪を切るなどして人間関係を作り取材を重ねた。「ビルに凝縮された新橋というまちの多様性も知ってほしい」

 ○…バックパッカーとして世界中を旅した学生時代。旅先で感じたことをメモするうちに「書くことの楽しさを知った」。大学卒業後、ライターとして活動を始め、現在は『ブルータス』など雑誌を中心に執筆する。「ライターの力量は文章力ではなく、他人と違う視点を持てるか。旅を通じた経験や人とのつながりが、自分の強みになっていると思う」

 ○…生まれ育った鎌倉で、特にお気に入りの場所が材木座海岸に注ぐ豆腐川の河口。「子どもの頃、海で遊んで友だちの家に行き、そのまま泊まらせてもらった。それがすごく楽しかった」。今は同じ場所で9歳の長女とサーフィンを楽しむ。「まさか親になってここに来るとは思ってもいなかった。それが不思議な感じ」と笑う。そんな故郷も大きく変化している。「大手資本が入ってきてどんどん個性の無いまちになっている気がしている。いまの風景が残るうちに、鎌倉をテーマにしたものを書けたら」

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