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野村総合研究所跡地 「宝飾の美術館」建設へ 連携する事業者が決定

社会

掲載号:2020年11月13日号

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提案者による施設のイメージ画像
提案者による施設のイメージ画像

 長く活用方法が決まっていなかった野村総合研究所跡地について鎌倉市は、公募型プロポーザルの結果、共同で利活用に取り組む民間事業者にアルビオンアート(株)が選ばれた、と発表した。今後は宝飾の美術館・研究所を中心とした複合施設としての活用を目指していくという。

 野村総合研究所跡地は、市内梶原4丁目にある約17・5万平方メートルの土地。日本初の本格的な民間シンクタンクとして創業した野村総合研究所が、1965年から87年まで本社所在地としていた。

 90年までオフィスとして利用された後、同社の東証1部上場記念事業として2001年、市に土地や建物の寄贈に関する申し出があり、02年に引き渡しが完了した。

 これまでに博物館や美術館など文化・教養施設の整備のほか、企業誘致の拠点、また15年には新しいごみ焼却施設の候補地の1つにもなったが、いずれも決定には至っていなかった。

 その後、市は18年3月に鎌倉市公的不動産利活用推進方針を策定。「まちづくりにインパクト・効果が期待できる公的不動産の利活用を推進する」とする方向性を示していた。

 野村総研跡地については、官民連携による「公益的サービス」と「民間収益事業」の両立を目指す、として今年6月からパートナーとなる民間事業者の公募がスタート。10月19日に行われた選定審査会の結果、宝石・美術品の輸入販売や展覧会の企画などを手掛けるアルビオンアート(株)(福岡県)が、最優秀提案者(優先交渉権者)に選定された。

 同社が提案した事業のコンセプトは「環境と調和する宝飾美術館・研究所を中心とした複合施設」。高さ19・9m(地上4階・地下1階)、延べ床面積約5700平方メートルの複合施設を中心として、文化芸術振興や市民の雇用促進、地域コミュニティとの連携を目指す、としている。

 最終審査では「自然と一体となった施設計画や既存樹林の質の向上、交通渋滞の回避など、自然環境や周辺環境との調和に配慮した」点や「地元アーティストやクリエイターとの連携によるクリエイティブ産業への貢献」「地域と連携した環境保全の方法が具体的に提案され、実現性が強く期待される」などと高く評価された。

 貸付期間は30年間で、貸付料は年2200万円。今後は12月頃に基本協定を、21年3月頃に基本契約を締結した後で、橋の改修や既存施設の解体、提案施設建設などを経て、24年の開館を目指すとしている。

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