4月14日から20日までの鎌倉市内の新型コロナウイルスの陽性判明者数は、10歳未満〜90代の男女33人と発表され、累計で688人となった=表。鎌倉保健福祉事務所によると、管内(鎌倉市・逗子市・葉山町)でクラスターと認定されているのは2つの高齢者施設と県立大船高校。同校では、11日から20日までに教職員11人、生徒6人の陽性が判明している。全教職員と全校生徒の検査は16日と20日に実施済み。(4月21日起稿)
クラスターとなった高齢者施設の市町は発表されていないが、鎌倉市内在住の80代・90代の陽性判明者は14日から20日だけで18人、クラスター認定前だった4月7日から13日まで(本紙4月16日号掲載)の人数と合わせると25人となる。
7日間で30人以上の感染が判明したのは、1月13日から19日まで(本紙1月22日号掲載)の78人増以来。
大船高は全員検査
大船高校では、11日、13日、15日に教員各1人の感染が判明。残る教職員82人と感染者が属する学年の生徒390人を対象にPCR検査を16日に実施した。16日に教員1人、17日に教職員3人、18日に教員4人の陽性が判明し、教職員は計11人(市内2人・市外9人)が感染。19日には、検査した生徒6人の感染が判明し、残る生徒801人のPCR検査を20日に実施した。21日午後3時時点で結果は、まだ発表されていない。
同校では濃厚接触者の特定等のため、12日は臨時休業していたが、濃厚接触者は校内にはおらず、保健所等の助言のもとで消毒を行い、13日に授業を再開。感染者の追加判明に伴い14日は終業時間を早め、15日から当面の間、臨時休業中。
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