神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2022年1月14日 エリアトップへ

「鎌倉大仏前マルシェ」の実行委員長 井出 朋子さん 腰越在住

公開:2022年1月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

「おいしい」の伝道師

 ○…「おいしいものに出会える火曜日」。そう銘打って昨年10月にスタートさせた『鎌倉大仏前マルシェ』は、月に数回、鎌倉観光会館で火曜に開催している。1月も18日と25日に予定し、「青みかんドレッシングに天然酵母パン、その日の搾り立て牛乳などおいしいものがいっぱい」と語り、1人でも多くの来場を期待している。

 ○…マルシェ立ち上げのきっかけは、コロナ禍で大幅に減少した観光客。「空き店舗もあり、特に平日は閑散としている」という大仏通りの観光会館で、自身も昨年9月に全国の食品を販売する店「ウォーク&ファインド鎌倉」を開業したが、営業はままならず。「まず足を運んでもらうきっかけとして、周りのお店に声をかけてマルシェを始めたんです」。その前向きな行動に市内外の生産者も呼応し、イベントには毎回10店ほどが出店している。

 ○…生まれは島根県。近所の海と山を駆け巡り、ピアノやフルートにも熱中した。高校卒業後は上京し、カメラメーカーに就職。33歳での出産を機に退職し、子どものごはん作りによって「食」に目覚めた。「もともと食べることは好きだったけれど、栄養やバランスを考えるようになり食の大切さに気づいた」。児童養護施設に勤務し、資格も野菜ソムリエ、食育インストラクター、調理師を取得。さらに、50歳を過ぎてから起業した。その会社では島根の食品も扱うため、故郷からふるさと親善大使に任命されている。

 ○…「食のパワーはすごい。笑顔になるし、免疫もつく。マルシェでおいしいものを共有し、街が元気になれば」と前を見据える。今の楽しみは、イベントで生産者と来場者が交流する姿に触れることと、夫の手作りパスタを食べることだ。

鎌倉版の人物風土記最新6

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

佐々木 卓栄さん

大船警察署長に就任した

佐々木 卓栄さん

市内在住 55歳

3月29日

伊藤 大晴さん

今季から鎌倉インテルの主将を務める

伊藤 大晴さん

横浜市在住 23歳

3月22日

田原 充さん

「鎌倉市障害者二千人雇用センター」のセンター長を務める

田原 充さん

腰越在住 50歳

3月15日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook