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鎌倉 トップニュース社会

公開日:2023.02.17

鎌倉署
県警逮捕術大会で優勝
コロナ禍中止挟んで連覇

  • 2連覇を達成した団体戦のメンバー=鎌倉警察署

 抵抗する犯人を制圧・逮捕するための技術を競う「第49回神奈川県警察逮捕術大会」が2月6日まで警察学校で開催され、鎌倉署が2連覇を達成した。コロナ禍で4年ぶりに実施された大会で鎌倉署は、小規模署18チームが出場した団体戦で6度目の優勝を飾った。

 1対1で対戦し、6戦の結果によって勝負を決する逮捕術団体戦。試合は犯人逮捕を想定し、素手で対峙する徒手(としゅ)のほか、ナイフを想定した短刀、長さ65センチの警棒、鉄パイプをイメージした警杖の道具を使って行われた。

 鎌倉署は初戦で泉署を退け、田浦署、葉山署を破って決勝へ。瀬谷署との試合は2勝2敗2分で並ぶも、獲得した本数の差で勝利し、3年間の中止を挟んで2019年に続く連覇を成し遂げた。4年前の優勝メンバーで、大将として全勝した岩崎大輔さん(47)は、「先鋒からいい流れで私のところまで持ってきてくれた。チームワークの勝利」と喜んだ。

 今大会のメンバーは20〜40代の男女で構成し、普段の持ち場も鎌倉署内や駐在所勤務と異なる。チーム最年少の三浦才雅さん(21)は「先輩に教えてもらい初めての大会を楽しめた」と言い、女性警察官の金子愛さん(24)も「雰囲気が良かった」と勝因を挙げ、メンバーたちは新たな目標に3連覇を据えた。

 鎌倉署は、昨年の拳銃射撃大会でも優勝。橋谷田裕樹署長(55)は「大会での優勝を、地域の安全安心につなげていきたい」と語った。

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