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公開日:2023.11.03

日本代表に小杉さん、土屋さん
17歳以下サッカーW杯へ

 日本サッカー協会は10月25日、インドネシアで11月10日に開幕する17歳以下の国際大会「U-17ワールドカップ(W杯)」の日本代表メンバー21人を発表し、鎌倉在住の小杉啓太さん(17・湘南ベルマーレU-18所属)と土屋櫂大(かいと)さん(17・川崎フロンターレU-18)が選出された。2人は守備の中心選手として、年代別の世界一を目指す。

 3大会連続10回目の17歳以下W杯に臨む日本代表は、予選を兼ねて今年6〜7月に行われたアジアカップで連覇を達成し、本大会の切符を獲得。ディフェンダーとして小杉さんと土屋さんも出場し、チームの原動力となった。

主将でチーム牽引

 鎌倉で生まれ育った小杉さんは、西鎌倉SCから湘南ベルマーレ下部組織のU-15を経て、現在はU-18に在籍。W杯出場を決めたアジアカップではキャプテンマークを腕に巻き、チームを統率した。メンバー発表後、「ずっと目標にしてきた大会なので、その舞台に立てるのはよかった」と喜びを噛み締めた。

 代表では左サイドバックを任され、身長169cmと小柄な体格ながら、スピードと運動量を武器に1対1での守備は抜群の強さを見せる。「抜かれない」。そう自信を口にする小杉さんは、攻撃面でのさらなる貢献を思い描く。周囲へ安定したボールの配給や、前線へ駆けあがっての得点演出など、「攻撃時の起点にもなりたい」と語る。

優勝を目標に

 横浜出身の土屋さんは、小学3年生の時に鎌倉へ引っ越してきた。小・中学校は地元の学校へ通い、サッカーは横浜のクラブや川崎フロンターレの下部組織を経て、現在はフロンターレU-18に身を置く。

 身長181cmの土屋さんはセンターバックを主戦場とし、「空中戦での強さ、ゴール前の体を張った守備が武器。その強みをしっかり出していきたい」と語る。

 U-17W杯における日本の過去最高成績はベスト8。小杉さんは「やるからには優勝」、一方の土屋さんも「優勝を1番の目標に戦っていきたい」と意気込む。日本は、グループステージでポーランド(11日)、アルゼンチン(14日)、セネガル(17日)と対戦。結果により、決勝トーナメント進出国が決まる。

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