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鎌倉版 公開:2024年6月7日 エリアトップへ

妙長寺、魚の命に合掌 10年に1度の「鱗供養」

文化

公開:2024年6月7日

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生きた鯛を海へ戻す松尾市長。左は妙長寺の神住職=30日・材木座海岸
生きた鯛を海へ戻す松尾市長。左は妙長寺の神住職=30日・材木座海岸

 漁師や鮮魚店から信仰の深い妙長寺(材木座)が5月30日、海の幸の霊を弔い、海の安全と豊漁を祈願する「鱗供養」を、境内と材木座海岸で10年ぶりに執り行った。同寺では150年前に鱗供養塔が建立され、その後100年の節目だった50年前から鱗供養を10年ごとに実施。参加者は海や魚へ思いを馳せた。

 鱗供養には、妙長寺の関係者のほか、漁師、鮮魚店、魚加工店、松尾崇市長ら約40人が参加。境内での法要を終えると、参加者たちは材木座海岸までの500mの道のりを太鼓とともに歩き慰霊行脚した。

 砂浜に準備された漁船に同寺の神和秀住職(51)と松尾市長が乗って沖へ。命への慈悲と敬意を表し、生きた魚を海に放つ儀式「放生会(ほうじょうえ)」を船上で行い、松尾市長らが2匹の鯛を海に戻した。

 神住職は、「私たちはいつもお魚の命を頂いている。供養することで、お魚が成仏し、またたくさんの海の幸が獲れてくれれば」。松尾市長も、「生き物の命を頂いていることのありがたさを、改めて認識する機会になった」と話した。

 鱗供養の行事を主催した日蓮宗海潮山妙長寺は、古来より魚との縁が深い。日蓮宗の宗祖である日蓮聖人、妙長寺を建てた日實上人は漁師の子ども。同寺が海の近くに位置することもあり、漁師や鮮魚店から信仰を集めてきた。

 境内には150年前に鱗供養塔が建立。10年前には地元鮮魚店「魚文商店」の協力によって鯛が描かれた石塔が完成し、参拝者は魚の命への感謝と慰霊からその絵をなでている。

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