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大船中央病院 市民公開講座 日常に支障きたす眼瞼下垂 1月15日(水)午後2時から 要予約
大船中央病院で1月15日(水)、市民公開講座が開催される。同院アネックス館6階講義室で、午後2時から約1時間(1時30分開場)。今回は、まぶたが瞳を隠すような状態になることで視界が悪くなり、日常生活に支障をきたす「眼瞼下垂(がんけんかすい)」について、同院形成外科の宇野嘉良子医師が講演する。
視野改善により運転時の安全確保
眼瞼下垂とは、まぶたの皮膚が弛緩(しかん)したり筋肉が弱まったりすることで、上のまぶたが下がってくる状態を指す。症状が進行すると上方の視野が狭くなるだけでなく、外見が悪くなるなどの不都合が生じてくる。症状が外見に表れやすいため、本人以外が気づくこともあり、宇野医師は「眼の視界が被る、眼が重いなどは、眼瞼下垂の可能性がある」と説明する。
主な原因として挙げられるのは、加齢、ハードコンタクトの使用、アレルギー性の結膜炎や花粉症により眼を触ったりこすったりすることなど。外的な刺激を長年にわたり受けることで、発症リスクが高まると言われる。
「眼瞼下垂の治療は絶対必要ではないが、生活しやすくなる可能性がある」と言う宇野医師。特に車の運転時は、前方の視界が悪いだけでなく、上方の信号や横から入ってくる車や人に気付きにくいため、交通事故につながる恐れもある。「視野の改善により、安全面の向上が期待できます」(宇野医師)
希望に沿った治療
同院の形成外科では、眼瞼下垂や乳房再建、傷やできものの跡が目立たない医療に注力し、患者一人一人のライフスタイルや希望に寄り添った治療を提案している。
15日の公開講座では、眼瞼下垂の原因や治療について詳しく解説。宇野医師は、「日常生活での困り事が少なくなるように」と話し、本人だけでなく家族の参加も呼びかけている。
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