4月の鎌倉市議会議員選挙を経て、新たな顔ぶれによる市議会定例会が6月11日に始まる。会期を前にタウンニュースでは中澤克之議長に話を聞いた(6月4日起稿)。
26人の議員について中澤議長は「新人議員が10人誕生し、議会について学ぶことも多いと思う。原理原則を大切に、新人もベテランも、ともに成長できるような運営をしていきたい」とし、未来を見据え「人材育成の観点から、多くの議員に副議長などを経験してもらうことも大切」と話す。
市庁舎移転や高齢化、オーバーツーリズムなど鎌倉の抱える課題について、「当選したら全員が同じ議員であり、市民の代表たる責任を持って解決のために議論で力を発揮してほしい」と呼びかける。さらに、市民への議会報告や8月開催予定の子ども議会などを通して「外に出ていく議会」の推進も掲げる。
中澤議長は2009年に初当選。現在は3期目。2016年6月から2017年5月にかけて議長を務めた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|