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鎌倉 トップニュース教育

公開日:2025.08.22

キッズ料理コンテスト
小坂小の加藤さんが優勝
「鎌倉の味」を朝食に

  • 優勝を喜ぶ加藤さん(保護者提供)

  • 加藤さんの作品(事務局提供)

 服部栄養専門学校(東京都/服部吉彦校長)が主催する、全国の小学生を対象とした料理コンテスト「第30回ハットリキッズ食育クッキングコンテスト」が7月30日に同校で開催され、小坂小学校5年の加藤そらさんが「出身地ならではの味を大切にした料理」と評価され、優勝した。

 今年のテーマは「朝からモリモリ 元気な我が家の朝ごはん」。全国から108件の応募が集まるなか、大会当日は書類審査を通過した10人の小学生が、日ごろ培ってきた料理の腕前を披露した。

 出場者は、リンゴの皮むきやキャベツの千切り、アジの三枚おろしといった高難度の実技競技と、60分以内に主食・主菜・副菜・汁物を含む4品を完成させるオリジナルレシピ調理に挑戦。料理の技術だけでなく、段取りや創造性、経済性、後片付けまで、総合的な力が試された。

 加藤さんは、「暑い日こそ元気!色とりどり朝食」と題し、家族が好きな食材や鎌倉の特産品を盛り込んだメニューを考案。コンテスト当日は、実技競技で他の参加者の作業スピードに圧倒されつつも、審査員の「ゆっくりで良いよ」という言葉に励まされ、落ち着いて作業をこなした。オリジナルレシピ調理では、補助の講師や家族からの応援が力となり、時間内に無事完成させることができたという。

 調理後に回りを見渡した加藤さんは、「みんなおいしそう」と不安がよぎったという。しかし、優勝者として最後に名前が呼ばれた瞬間を、「とてもうれしかった」と振り返り、応援者への感謝も口にした。

週4回は一品担当

 3歳頃から料理をはじめ、現在は大船にある子ども食育料理教室にも通う加藤さん。コンテストに向けて練習を重ねたことで、「料理の段取りを考えるのが上手になった」と成長を実感しているという。夏休み期間は週に4回は夕食や昼食の手伝いで主食や汁物等を作っている。

 得意料理はハンバーグやミートソースパスタ、蒸しパンなど。今後は春巻きやメレンゲクッキーなどに挑戦する予定だ。

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