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公開日:2025.09.26
由比ガ浜4丁目
マンション計画に市民異議
シンポジウム開催
由比ガ浜4丁目のテニスクラブ跡地で進むマンション計画(158戸)に対し、事業者による条例違反の疑いや歴史的景観、防災への配慮不足などを理由に市民が異議を唱えている。地元住民らで構成される由比ガ浜西自治会・THINK KAMAKURAは、市民・行政・事業者による協議のあり方を問い直すため、市民主催シンポジウムを開催する。
計画が進むのは、由比ガ浜の海を眼前にした約1万7000平方メートルの土地。1887(明治20)年、日本初の結核診療所「鎌倉海浜院」が開院した後、持ち主の変更や建物の改修を経て1916年に「鎌倉海浜ホテル」がオープンした。
しかし、46年の火災後、ホテルは再建されず、77年に鎌倉シーサイドテニスクラブが開設され、2010年6月末までテニスコートとして使われていた。同跡地では、2014年以来、商業施設やマンションなどの開発計画が繰り返し提出・廃止されてきた。
シンポジウムは「由比ガ浜から未来の鎌倉を考える」と題し9月28日(日)に開催される。
主催団体は、「歴史と遺産にふさわしい土地利用の提案」を行い、市民の声やアイデアを市や事業者に届けることを目指す。また、鎌倉市が掲げる「市民・事業者・行政のパートナーシップによるまちづくり」が形骸化している現状を指摘し、三者協議が機能するよう働きかける。
時間は午前9時30分から11時45分。場所は鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉)大ホール。参加無料、予約不要。
また、鎌倉市は22日、同地区住民の住民協定への賛否が推測できる地図が流出したと発表し、個人情報の扱いについて陳謝した。
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