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公開日:2026.01.09
地域の魅力「知承」の年に
鎌倉JCが新体制
鎌倉市の青年経済人で組織する公益社団法人鎌倉青年会議所(JC)が1月1日、新年度体制となり、郷原啓介さん(39)が第62代理事長に就任した。農家でもある郷原理事長が選んだ今年度のテーマは「地産知承」。その言葉に込めた思いやJCの魅力を聞いた。
今や国内外から多くの人が訪れる鎌倉市。だが、観光地としてのにぎわいの一方で、「地域資源が生かしきれていない」と郷原理事長は課題を指摘する。
鎌倉といえば神社仏閣や海、自然に目が向きがちだが、郷原理事長の目線はそこに暮らす人々の姿をとらえる。「鎌倉には、このまちを愛して独自の活動をしている個人や団体がたくさんあり、私たちがその存在をもっと知り、つながることで、鎌倉で生まれた素晴らしい魅力を継承していきたい」。これまでの先達が生み出した良き伝統を守りつつ、新たな息吹を知り、時代に合わせて変化して伝えていく。テーマの四文字はその決意の表れだ。
人材育成に重点
今年度は29人でのスタート。理事長経験者など、これまで鎌倉JCの中核となっていたメンバーの卒業もあり、人材育成に重きを置く。
「JCは、最終的に理事長が責任を持つからこそ、果敢に挑戦して、失敗しても良い場所だと思うんです」とほほ笑む。自身も振り返れば苦い経験がある。その時に心を支え、時に笑い飛ばしてくれた仲間たちに救われた。今年度も、恒例の慈善茶会など大規模なイベントが予定されているが、期待を託して若手も抜擢した。「将来、70年先、80年先に今を振り返って、ターニングポイントだったといわれるような重要な時期だと思っています」と、危機感に背筋を伸ばす。
殻を破る出会い
笛田のイチゴ農家で育ち、一度は不動産業なども経験して25歳で家業を継いだ。しかし、同じ仕事を繰り返すなかで、価値観が固まってしまっている自分に気づき、農業ではない知見を求めてJCの門戸を叩いた。
重責や困難を乗り越えたからこその成長は、「農業しかなかった自分の殻を壊してくれた」。JC、農業、不動産業など、これまでの積み重ねが、自身の新しい事業展開にもつながっている。感謝と情熱で、ターニングポイントからの未来を明るく照らす。
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