鎌倉 人物風土記
公開日:2026.04.17
鎌倉警察署長に就任した 髙梨 公一さん 鎌倉市在住 56歳
「手本となる人」であれ
○…世界に知られた観光地鎌倉。「前は一人の観光客として来ていた」というが、これから自分が守るまちと思うと見え方が変わってくる。警察署の場所は海から近く、津波などの非常時に指揮系統をどう確立するか。土地勘の無い来訪者を誘導する効率の良い方法は。元刑事の鋭い眼光が地域を広く見渡す。
○…横須賀出身。幼い頃から海は身近だった。「東京湾側と相模湾側でずいぶん雰囲気が違うけれど、やっぱり良いね」とニンマリ。警察官だった父親は寡黙な人で、家族には仕事の事を多くは語らなかった。「刑事ドラマとかではカッコよく演出されるけど本当なのかとか、逆に興味を持っちゃって」と、警察官の道を選んだきっかけを語る。高校を卒業後、最初に配属された横浜市鶴見区の交番で「警察官としての全ての基本を学んだ」と振り返る。落とし物や道案内から事件まで、目の回る忙しさが自身を鍛えた。
○…機動隊から刑事となり、県警捜査1課では県内の殺人や強盗事件など長く凶悪犯と対峙してきた。柔と剛を巧みに使い分ける話術は、捜査に重要な手がかりを引き出す聞き込みから身に付いた。悲惨な現場をいくつも経験したからこそ、「犯罪被害を一件でも防ぎたい」と言葉に力をこめる。被害が多発する特殊詐欺だけでなく、近年は名前も知らない人同士で手を組んで犯罪に手を染める例も多い。「自分の刑事としての経験が役に立たないまちにしていきたい」。その理想を常に追い求める。
○…夫人との間に3男に恵まれ孫は6人。息子のうち2人は警察官の道を選んだ。自身が小学校の卒業文集で書いた言葉は「子どもの手本となる大人になる」。警察官として、父として、幼い誓いは今も変わらない。
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