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公開日:2026.10.23
全国路地サミット 材木座で県内初開催 歴史、暮らしの価値 問い直す
路地を通じて地域活性化や保全を図る議論の場「第21回 全国路地サミット2026 in 鎌倉材木座」が、11月7日(土)・8日(日)の2日間、浄土宗大本山光明寺(材木座6の17の19)と周辺で開催される。全国路地のまち連絡協議会などの協力のもと毎年各地で行われている催しで、神奈川県内での開催は今回が初。
今年のテーマは「恋するこみち」。古都保存法施行60周年を迎え、歴史ある路地の「暮らしとコミュニティ」「防災」「時間と空間」などを題材に、まちづくりの専門家や地域住民らが意見を交わし合う。
海へ抜ける路地 課題も
サミットの舞台となる材木座地区について、同イベント実行委員長の梅澤典雄さん(74)=人物風土記で紹介=は、「鎌倉は洗練された住宅地が多い印象だが、材木座は庶民的な温かさがあり、路地の行き着く先がすべて海につながる独特の魅力がある」と語る。一方で、住宅の老朽化や住人の高齢化、相続等に伴う建て替えにより、昔ながらの路地空間が失われつつあるという。
さらに、建築基準法に基づく幅員確保(セットバック)で生じる空き地や景観の分断、津波浸水域における防災と路地保全の両立などの課題にも直面している。
こうした現状に対し、地元の「(一社)ひと・まち・鎌倉ネットワーク」などが路地の記録活動を続けてきた経緯もあり、サミットを通じて路地の価値を未来へどう引き継ぐかを問い直す。
事前予約制
初日の7日午前中は、光明寺を会場にプレイベントや3つの分科会を開催。午後のシンポジウムでは、天王唄の披露や松尾崇鎌倉市長のあいさつに続き、東京大学名誉教授の西村幸夫さんによる基調講演やトークセッションが行われる。
2日目の8日は、材木座公会堂などを拠点に街歩き「こみち歩き」を実施。「うみまち路地」「谷戸巡り」「中世の鎌倉を探る」「ドンツキクエスト」「恋するAIスペシャル」「スリバチスペシャル」など多彩なコースで材木座の路地の魅力を体感する。
イベントはすべて事前予約制(Peatixにて受付/シンポジウム・こみち歩き各2000円、学生1000円)。
問い合わせは事務局(関係案内所はつひので)rojikamakura2026@gmail.comへ。
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