意見広告 城山ダムの緊急放流 神奈川県議会議員 ます晴太郎
10月中旬の台風19号は、サイクリングロードなど茅ヶ崎市内にも被害をもたらしました。城山ダム(相模原市)では、建設以来初めての「緊急放流」が実施され、相模川流域の市町村において住民への情報伝達などの面で混乱が生じました。
それを踏まえ、県議会で私が所属し、ダムや河川についても扱う「建設・企業常任委員会」で要望を出しました。
17時に予定されていた緊急放流は延期され、22時に開始すると発表されましたが、雨量が増してダムが耐え切れず、最終的には情報が十分に行き届かないまま21時30分から始まりました。経過を尋ねると、周辺自治体に関して県は最初に発表した17時までに「避難してくれている」という感覚があったといい、時間を繰り上げて判断を下したとのことでした。私は県に対し、「放流する際は流域自治体に情報を行き届かせてほしいことと、ハザードマップの見直し」を要望し、改善するとの回答をいただきました。
台風19号で情報伝達の混乱はありましたが、ダムの現場職員らの努力のおかげで相模川は氾濫しませんでした。今後の自然災害に対し、一人ひとりの備えも重要です。神奈川県企業庁は『LINE(ライン)』でダムの状況や放流情報が届くサービスも始めたので、ぜひ利用してみてください。
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