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湘南ベルマーレ 崖っぷちから残留つかむ 危機乗り越え初の3季連続J1

スポーツ

掲載号:2019年12月20日号

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J1残留を喜ぶ湘南戦士たち
J1残留を喜ぶ湘南戦士たち

 J1とJ2の入れ替え戦に当たるJ1参入プレーオフ決定戦で湘南ベルマーレは12月14日、徳島ヴォルティスをホームに迎え、1対1で引き分け、規定によりJ1残留をつかんだ。浮嶋監督体制の下、クラブとして初めて3季連続でJ1に臨む。

 湘南は開始早々からアグレッシブに前に出たが、先にチャンスを作ったのは徳島だった。前半20分に左コーナーキックをヘッドで折り返し、ボレーシュートで均衡を破る先制点を奪うと、その後のゲームも徳島が支配した。

 引き分けでもJ1残留が決まる湘南にとって、1点を追いかける形で始まった後半は、最前線に身長187cmのFWクリスランを投入した。この采配が的中し、MF鈴木冬一がリズミカルなドリブルで左サイドを突破し、クロスを供給するとクリスランがヘッドで合わせ、得点の匂いを感じさせる。

 待望の瞬間は後半19分。山崎凌吾が左サイドでボールを受け、クロスを上げるとクリスランがスルー。その後ろから走り込んだ松田天馬がDF2人をワントラップで振り切ると右隅に値千金の同点ゴールを決めた。その瞬間、会場は歓声に包まれ、サポーターは「天馬ありがとう」と拳を突き上げた。

 2014年以来のJ1復帰に向けて執念を燃やす徳島にとって、勝利が昇格の絶対条件。コーナーキックやミドルシュートで勝ち越しゴールを狙う場面が続いた。

 湘南は身を挺する全員守備でどうにか防ぎ、試合終了の笛が響くとピッチに倒れ込む選手や立ち尽くす選手、そしてサポーターの深い安堵がスタジアムを包んだ。

 大野和成主将は試合後、「今シーズンはいろいろなことがあって困難を乗り越えることは大変だったが、最後にこうしてまとまれた」と振り返った。

史上稀に見る苦難

 苦難の連続だった。

 クラブ初のルヴァン杯優勝に導いた曺貴裁(チョウキジェ)前監督がスタッフへのパワハラ問題を問われ、退任。退任直前の22節までは9勝2分11敗で18チーム中11位だったが、成績は急降下。降格を危ぶまれる順位まで落ち込み、それに呼応するように大量失点での敗戦が積み重なるなど、チームは崩壊寸前へと陥った。

 10月19日の今季J1王者の横浜F・マリノス戦から浮嶋敏監督にバトンが引き継がれた。だがその舵取りは難航し、11月23日のFC東京戦まで代理監督分も含めると、10試合、勝利から遠のいていた。

 文字通り「崖っぷち」からの残留に浮嶋監督は「めちゃくちゃホッとしています。それ以外ないです」と笑みを見せ、「みんなが気持ちを一つにしてプレーしたことが大きかった」と話した。

浮嶋監督が続投

 湘南は入れ替え戦終了後、浮嶋監督の続投を発表した。浮嶋監督は、「湘南ベルマーレとして初の3シーズン連続でのJ1の舞台。攻撃的なチームを作っていけるようベストを尽くします」と意気込み、シーズン最終盤で見せた新湘南スタイルに磨きをかける。
 

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