NPO法人セカンドワーク協会 理事長 四條 邦夫さん 室田在住 67歳
『生涯現役』の第一歩を提供
○…ウェブ制作などを軸に、シニア世代は仲間と出会い、学び、成長し、リタイヤ後の「第2の仕事」に就き、現役世代は副業としての「第2の仕事」をこなす。「セカンドワーク」を軸にした多世代コミュニティを創造し、その中心となり自身も成長を続けていく。定年退職して7年が経ち、湘南での人脈は現役時代よりも広がった。「ウェブで情報発信をすることは専門性の高いこと。そして、応援団という位置づけ。会員と切磋琢磨し、お客様にとって1番良い見せ方を提案したい」とほほ笑む。
○…大学卒業後、松下電送(株)に入社し、その後、現コニカミノルタ(株)に転職。最前線で製品開発に携わり、その手腕を買われ開発センター長として1000人のメンバーの組織運営も担当した。「この頃の苦労は今の仕事にも生きているかもしれませんね」と茶目っ気たっぷりに振り返る。定年後の人生目標を【1】やりたいことをやる【2】評価される【3】稼ぐことを掲げ、目指した。IT学校でプログラミングを学び、上級ウェブ解析士の資格も取得した。そして起業。ソフトアシスタンス(株)の代表取締役を務めながら、協会の理事長として邁進している。
○…「ノムさん」の愛称で親しまれた球界屈指の名将・野村克也さんの大ファンで、著書も読み漁った。「亡くなり本当にショック」と肩を落とすが、永遠のレジェンドとして尊敬の念を抱き続ける。他にもゴルフや麻雀を趣味に持つ。「やっぱりここを楽しまないと」。元気の素だ。
○…今年の目標は「10人のクリエイターを育てる」こと。子育てママからシニアまで、ウェブサイトを制作し、SNSを使いこなし情報発信できる人を育てたいという。『生涯現役』を掲げ、これからも人生を楽しむ。
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