第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会神奈川県予選が5月23日から6月27日まで開催され、アレセイア湘南高校女子バスケットボール部が県で2位となり、4回目のインターハイへの出場権を掴んだ。8月に新潟県で行われる大会へ挑む。
神奈川県40校で争う予選トーナメントは4ブロックに分かれ、1ブロック10校で競った。トーナメントで勝ち、鵠沼高・東海大相模高・星槎国際湘南との決勝リーグに進んだ。無敗で迎えたリーグ最終日の6月27日、同じく無敗の鵠沼高校(藤沢市)と頂点を争う直接対決に。
スタートは順調に点をを重ねリードしていたが、開始8分で逆転。キャプテンの栁沼とわさん(3年)は「『守って攻める』がプレースタイルなのにディフェンスを崩され、簡単にシュートを打たせてしまった」と2クォーターの得点は9点のみ。最後の4クォーターが始まる前に小室敦美コーチは「ずっとこの大会は『走る・守る・跳ぶ』ことを意識して、私たちのバスケをやってきた。最後にもう一回、10分で変わって。15点差を逆転するのはあなたたち次第」と選手に声をかけたという。
コーチの言葉に鼓舞されたように最終クォーターではシュート数が増え、果敢に攻める選手ら。このクォーターだけで得点を見ると、20対10と最後に盛り返したものの、結果は58対70で今大会初の黒星を喫した。
ベスト8目標に
2位までのチームに出場権が与えられる全国大会。4回目の出場権を得たが、悔しさも残った。この試合で27得点を獲得したエース的存在のジャファリ伶奈さん(3年)は「絶対優勝したいと思って挑んだ。自分がもっと得点をとって試合を良くしたかった。全国では今まで成し遂げたことのない成績を残したい」と意気込む。
今までの全国大会は「ベスト16が最高。このチームを作ったときから目標はベスト8」と小室コーチ。栁沼さんは「全国はレベルの高い選手が多い。個性豊かなメンバーと目の前の相手と戦っていきたい」と話した。
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