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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2026.04.03

鶴嶺小旧正門に案内板 約100年の歴史を明記

  • 案内板をお披露目した同校の関係者

    案内板をお披露目した同校の関係者

  • 設置された案内板

    設置された案内板

 茅ヶ崎市立鶴嶺小学校の校庭に立つ「旧正門」にこのほど、由来を記した案内板が設置された。

 今は校庭の東側にひっそりと佇み、門としての役割を果たしていない旧正門。その歴史を明らかにして保存・活用に生かそうという動きが始まったのは2009年頃。中心となっていたのが、当時、同校教頭だった鴨志田聡さんだ。

 正式な記録はほとんどなかったため、鴨志田さんさんらは、同校を1915年に卒業した人の回想を読み込み、校長室に保管されていた「尋常高等鶴嶺小学校沿革史」に挟まれていた絵図をもとにするなど、「状況証拠」を一つずつ積み重ねていった。

 その結果、同校では09年の開校当時、校舎と校庭の間に村道が通っていたことが判明。運動する際、生徒は一度村道を渡って校庭に出なくてはならず、安全面などが懸念されていたという。

 学校関係者らの要望を受け、22年に新しい道路が校庭の東側と鶴嶺八幡宮の池の間に作られ、新しい道に面して設置されたのが、旧正門だった。

 正確な時期は分からないものの、現在の正門(北門)が29年に作られていることなどから、旧正門は23年9月に発生した関東大震災の後、校舎の再建工事と合わせて、26年までの間に建てられたと考えられる。約100年が経過し、茅ヶ崎市内の学校に残る最も古い正門であることが明らかになった。2021年には市による発掘調査も実施され、基礎工事などの安全性が確認された。

 案内板は、こうした歴史を知ってもらおうと同校PTA―OB会が資金を出して設置したもので、3月13日には除幕式が行われた。

 同会会長の斉藤守さんは「学校の伝統の象徴として、子どもたちに旧正門の歴史を受け継いでほしい」と話していた。

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