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茅ヶ崎・寒川 教育

公開日:2021.07.16

文教大学
目指せ「弁当・惣菜日本一」
スーパー・神大と商品開発

  • 仕上げにソースをかける学生

  • 学生が考案し、作った弁当

 文教大学健康栄養学部・笠岡誠一教授のゼミでは今年4月から、神奈川県下でスーパーマーケット11店を展開する(株)スズキヤ、神奈川大学工学部の高野倉雅人教授のゼミとともに、新たな弁当・惣菜の開発に取り組んでいる。

 これまでも様々な企業とのコラボを行なってきた同大。目標は全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストア、 専門店等で実際に販売している弁当・お惣菜・サラダ・パン等の中から、優れた商品を選出する「お弁当・お惣菜大賞」だ。

 6月30日には学生たちが、笠岡教授の研究する「腸活」をテーマにしたメニューなど17品を、同社の中村洋子社長にプレゼンした。

 中村社長からは「価格が安すぎる」など課題が指摘される一方で、「私たちが考える弁当とは発想が異なるものがたくさん。すぐ商品化したいものもあった」と高い評価を得た。

 「鮭親子再会弁当」を開発した柏木祐樹さんと兼次海地さんは「彩りを工夫し、ボリュームのある弁当に仕上げた」と話した。

 今後はスズキヤが製造に向け調整をしていき、この日提案された17品を7〜9月に商品として同社店舗で販売。来年の「お弁当・お惣菜大賞2022」へとエントリーする予定だ。

 販売促進の役割を担っている神奈川大の高野倉教授は「これまで学んできたUX(ユーザー目線での体験)を生かしたデザインを実践する初の機会。学生たちには、主体的に楽しんで取り組んでほしい」と話した。

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