茅ヶ崎・寒川 コラム
公開日:2022.07.08
連載「広げよう心のバリアフリー」【8】
車いすに乗っているわたしの友人…
わたしの友人は肢体不自由で車いすを使っていますが、外出やイベントが大好きです。夏になるとお祭りや花火大会にも一緒に出かけますが、車いすは視線が低いのでひとの背中しか見えません。美術館でも、人気の展示だとやはりひとの背中しか見えなくてがっかりすることが多いです。
先日は花火大会で、海が見渡せるボードウォークの柵の最前列を譲ってくれた方がいて、ゆっくり楽しみました。
最近は映画館や劇場やコンサートホールに車いす席のあるところが当たり前になってきましたが、だいたい一番後ろの端っこの席になっていて選べません。おんなじ料金を払っているのに選べなかったり、一緒に行った友達や家族と別々の席に離れてしまったりして、これって差別じゃないの?って思うことがあります。
最近では砂浜を移動できる、濡れても大丈夫な水力両用の車いすも開発されていて、全国の砂浜で普及しそんなのがサザンビーチでもレンタルできるようになったら、車いすの友人の夏の外出ももっと楽しいものになりそうですね。
車いすの人もそうでない人も一緒にイベントや外出を楽しむために、もっと設備の面で充実するといいなあと願っています。
制作/茅ヶ崎バリアフリー基本構想推進協議会市民部会
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