茅ヶ崎・寒川 経済
公開日:2023.01.13
茅ヶ崎商工会議所亀井信幸会頭に聞く
寄り添う組織で地域支える
2023年を迎え、市内の各事業所が新たなスタートを切る中、1800を超える会員を有する茅ヶ崎商工会議所の亀井信幸会頭(亀井工業ホールディングス代表取締役社長)に今年の意気込みなど思いを聞いた。
「わかりやすく開かれた商工会議所」をテーマに掲げた6年前。地域に必要とされる会議所へ向け、「どうしたら茅ヶ崎が豊かになるのか、元気になるのか」を問い、追い求めてきた。その中で、「市民一人一人の行動はもとより、各事業所が地域での役割を果たすことでまちが良くなっていく」とした上で、「そのために会員事業所が力を結集し、会議所全体で力を合わせ、目標達成に向けてビジョンを持って進めていくことが大切。それこそが会議所の役割」と強調する。
一方で、「企業の経営力を向上させる事業や、町の発展のため行政に要望することも役割」とし、再任を受けさらに与えられた3年間の取り組みを会議所一丸で全うする構えだ。
新委員会設立で目的を明確化
その一つとして新たに「湘南スタジアム」「ウォーカブル」の2委員会を設立した。「湘南スタジアム」はベルマーレの一層の活躍のため茅ヶ崎への誘致の実現、「ウォーカブル」は「居心地がよく歩きたくなる」空間づくりを目指すのが主眼。2つとも茅ヶ崎の将来像を提示するために立ち上げたものであり、会議所の方針を明確に打ち出している。その上で、「組織力強化、会員サービスの充実、情報発信に努めていきたい」と意気込む。
明確な方針を打ち出す姿勢はイベントにも表れる。従来から課題に上がっていたイベントとその実行委員会の在り方と事務局の関わり方をイベント検討委員会が検証し、その結果、今年開催予定の湘南祭は新たな実行委員会で臨むことに決めた。「湘南祭は社会的な役割を果たすイベントにしていきたい。誰のためのものか、何のために開催するのかをはっきりさせ、事業としてしっかり進めていきたい」
自身は日本商工会議所で「まちづくり地域経済循環推進専門委員会」の委員長を引き続き担い、他にも3つの委員会に所属することになった。全国の地域が元気になるようローカルファーストを展開していくほか、公共施設などの運営を官民が連携して行い、財政資金の効率的な使用や行政の効率化などを図るPPPを推進する方針だ。「委員会活動で得た経験を茅ヶ崎の町づくりに生かしたい。そうすることでメリットにもなる」と受け止める。
「伸びしろをしっかりつかむ」
昨年11月の改選では新任2人を含む3人の副会頭と共に新たな船出に。「実力のある体制となってパワーアップした」と頼もしさを感じつつ、「ウィズコロナで、伸びしろをしっかりつかまないといけない」とも。その中で、会員の事業所に目を向けるとともに「寄り添える組織となって地域経済を支えていきたい」とし、「景気が跳ねる」といわれる卯年でのさらなる発展へ意欲を見せる。
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