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茅ヶ崎・寒川 ピックアップ(PR)

公開日:2026.08.14

相模國一之宮・寒川神社 歴史と文化、豊かな自然を感じる境内をご紹介します

  • 相模國一之宮・寒川神社 歴史と文化、豊かな自然を感じる境内をご紹介します (写真1)

 全国で唯一の八方除の守護神として古くから篤い信仰を集め、1600年以上の歴史を誇り、年間300万人以上が参拝に訪れる相模國一之宮・寒川神社

 厳かな空気が漂う広大な境内には、歴史的な建造物や四季折々の自然、先人たちの足跡が数多く遺されている。今回は、そのような寒川神社の境内を紹介する。

三ノ鳥居から御本殿へ

 境内への入り口でまず目を引くのが、明治元年に建立され、現在は平成2年の紀元2650年奉祝記念事業によって新設された木曽檜造りの「三ノ鳥居」だ。総高8.39メートルを誇るこの明神鳥居をくぐると、足元には「神池橋」が広がる。明治11年に建立され、かつてその形状から太鼓橋と名付けられたこの橋は、平成23年に白御影石で架け替えられ現在の名称となった。

三ノ鳥居と神池橋

 神池橋を渡りしばらく参道を進むと左手に、平成の御大典奉祝記念事業の一環として平成3年に増改築された総檜造りの「手水舎」が現れる。

参道
手水舎

 福島産の浮金石を使用した美しい手水鉢の水で、まずは身心を清めたい。

 その先に悠然と佇むのが、同じく奉祝記念事業として平成5年に竣功した重層式の「神門」である。

神門

 高さ12.8メートル、東西に廻廊が広がる壮麗な門には干支の彫刻が施されており、訪れた際はぜひ東西南北の干支を探してみたい。なお、毎年正月にはこの神門に青森の「迎春ねぶた」が飾られ、新春の風物詩として境内を彩っている 。

迎春ねぶた

 神門をくぐり抜けた正面に姿を現すのが、平成9年に竣功した「御本殿」だ。

御本殿

 鳳凰と菊花を基調とした繊細な彫刻が施された流造りの社殿は、周囲の樹木とも見事に調和しており、御本殿の脇には、寒川比古命と寒川比女命が宿ると言い伝えられている2本の杉の「御神木」がそびえ立っている。

御神木

歴史と文化が宿る境内の名所群

 また境内には、由緒ある建造物や記念碑が点在している。まず、拝殿の右側に配置されているのが「渾天儀(レプリカ)」だ。

渾天儀(レプリカ)

 本来は天体の位置や星の運行を観測して暦を作り、日々の吉凶を占った器具であり、この渾天儀には天空を支えるという故事に倣って四隅に龍が配置されている 。

 御本殿の西側へ進むと、昭和天皇御在位50年記念として竣功した「神馬舎」がある。

神馬舎

 中には彩色木彫家の平野富山師が手掛けた、猿に曳かれた神馬の鮮やかな彫刻が納められている 。

 さらには、平成の御大典奉祝記念事業で元の神門を南側に移築し、旧御本殿を偲ばせる「南門

南門

 平成24年に竣功した総桧造りの「納札殿

納札殿

 参拝者の接遇や御祈祷受付を行う「客殿」、

客殿

 そして昭和60年に竣工し平成29年に改修された「社務所」 が現れる。

社務所

 また、午前9時から午後4時まで大切な人形を預かり、毎年10月15日の人形感謝祭が斎行される「人形奉斎殿」や、

人形奉斎殿

 相模薪能20周年を記念して制作された、能「石橋」の獅子を象った「石橋の像」など、

石橋の像

 信仰と伝統芸能が結びついたスポットも見逃せない。

 春には三笠宮彬子女王殿下によって植樹された「彬姫櫻」をはじめ、横浜緋桜や緑桜などが境内を華やかに彩っている。

彬姫櫻
彬姫櫻の花

実は......境内に遺された「鳥居」に刻まれた歴史のドラマ

 神池橋のすぐ近く、参道右側に、ひっそりと佇む鳥居の遺構がある――実は、この「壊れた鳥居」こそが、かつて参道に立っていた「旧一ノ鳥居」なのだ。

旧一ノ鳥居

 寛政8年(1796年)に寄進されたこの石造りの明神鳥居は、安政2年の江戸大地震、そして大正12年の関東大震災という「二度の巨大地震」によって倒壊した歴史を持つ 。現在は当時の激動の記憶をとどめ、歴史を偲ぶためにこの場所に設置されているという。

 現在の大門近くにある「一ノ鳥居」は、寛政8年の建立と伝わり、昭和4年に相模鉄道の寄進によって鉄筋コンクリート製に改修され、昭和56年に銅板包みの工事を経て今の姿となった。そして、昭和41年に明治改元100年を記念して建てられた「二ノ鳥居」は、高さ16メートル、幅22.3メートルを誇る「神奈川県内最大級」のコンクリート製鳥居である 。

二ノ鳥居

 幾度もの天災を乗り越え、時代ごとに形を変えながら受け継がれてきた鳥居の歴史。寒川神社が人々の祈りとともに紡いできた不屈の歴史そのものと言えるだろう。

まとめ

 寒川神社の美しい境内は、どこを見ても清々しい生命力に満ちていた。日常の喧騒を離れ、歴史と八方除の御神徳を感じに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

寒川神社

高座郡寒川町宮山3916

TEL:0467-75-0004
FAX:0467-75-0071

https://samukawajinjya.jp/

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