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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2026.09.18

アイドルで「第2の青春」 茅ヶ崎で活躍する十間坂66

  • それぞれの担当カラーを身にまとうメンバーたち

    それぞれの担当カラーを身にまとうメンバーたち

 今年1月、茅ヶ崎市を拠点とする女性アイドルグループが誕生した。その名も「十間坂66」。メンバー全員が50代から60代だが「老若男女から愛され、観てくれた人の背中を押せるようなグループになりたい」と意気込む。

 メンバーはまっきぃさん(63・赤色担当)、かずよんさん(60・ピンク担当)、いずみんさん(58・黄色担当)、ぴいちゃんさん(57・緑色担当)、はっちさん(67・青色担当)の5人。

 初ステージは4月に行われた市民劇団「湘南えぼし座」の舞台「大岡さばき」のオープニングアクトだった。ここで約1200人の観客を前に小泉今日子さんの『なんてったってアイドル』や高田みづえさんの『そんなヒロシに騙されて』など数曲を披露した。まっきぃさんは「子どもから大人までたくさんの人に楽しんでもらえた。最初は受け入れられるか不安もあったが、ステージに立ったときの歓声が自信になった」と振り返る。

結成のきっかけ

 きっかけは2022年。磯子区を拠点とするシニアアイドルグループ「青砥坂55」が結成されたニュースを、まっきいさんが見たことだった。50代の女性たちがカラフルな衣装をまとって歌い、踊る姿に感銘を受けたという。

 たまたま同グループのプロデューサー内海奈緒さんと知り合いだったことから、内海さんに「茅ヶ崎でもグループを作りたい」と持ち掛けた。昨年9月には、新グループの結成を目指してメンバー募集を開始。もともと「えぼし座」に所属していたまっきぃさんが、同じく劇団に所属するかずよんさん、いずみんさんに声をかけ、さらにまっきぃさんと同じ合唱団にいたはっちさん、内海さんの紹介でぴいちゃんさんが加わり、結成に至った。

 メンバーの中で唯一舞台経験がなかったというはっちさんは、グループへの加入を打診された際、「驚いたが、やらずにこのチャンスを逃したら後悔するかもしれないと思った」と振り返る。

 アイドル活動を始めることを息子に打ち明けたところ「その年齢になっても新しいことを始められるのは尊敬する、と言ってくれた」と笑みをこぼす。

武器は「年の功」

 現在は地域の祭りや老人ホームなどで公演を行っている同グループ。披露しているのは、主に1970〜80年代のアイドルソングにプロデューサーの内海さんがオリジナルの振付をつけたものが中心だ。内海さんは「とにかくメンバー同士の仲が良くて、練習中もみんなでずっと笑っている」と話す。

 そしてチーム一番の武器だと自負しているのが「年の功」。衣装の装飾はまっきぃさんが考え、各メンバーが自ら製作している。ほかにも、自分たちでチラシのデザインを行うなど、それぞれができることに取り組んでいる。「これまでの人生経験からくる多種多様な特技を出し合っている」

 これからは、道の駅でのグッズ販売や、今年は舞台転換時のみの出演だった湘南祭のステージでのメインキャストを目指す。

 メンバーたちは「なによりも大切なのは5人が元気に活動を続けられること。全員がグループ名の『66』歳を超えてもアイドルしていたい」と顔をほころばせた。

 11月14日には大磯の福祉施設で公演が予定されている。詳細は左記Instagramから。

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