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寒川 社会

公開日:2020.03.20

お日様パワーは美味なのよ…
里山公園の「魔女」

  • 太陽の動きに合わせて時折向きをずらす

  • 20年ほど前に作った自作の蓄熱クッカー

  • たい焼きもこんがり

 まるでアンテナでの交信――寒川町近くの里山公園で月1回、太陽熱調理器のイベントが開かれている。調理を解説しているのは茅ヶ崎市小和田の西川豊子さん(70)。超魔術を思わせるゴーグルは目の保護のため。25年前に加わった自然エネルギー推進団体の活動を通じ、調理器を知った。「当時は知られていなかったけど、美味しさを広めたくてね。見た目は魔女みたいでしょ?」。8年前から里山公園との連携でイベントを開催。自作の箱型調理器や、折り畳み式調理器、フードドライヤーも並ぶ。鍋を開けると、ちらし寿司に鯛焼きも。夏なら米2合が30分ほどで炊けるという。

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