市立山城中学校野球部(里倉徹哉顧問)が先月、寒川町の寒川ふれあい公園野球場で開催された「第14会関東少年新人軟式野球大会神奈川県予選」で準優勝し、関東大会への出場を決めた。
同大会は県内各ブロックを勝ち抜いた中学校野球部8チームとクラブチーム8チームで競われた。優勝すれば全国大会へ、準優勝なら関東大会へと駒を進めることができる。
「関東大会出場は初かもしれない。少なくとも10年近く県大会へも出場していない」と野球部顧問の里倉教諭は話す。
同部に転機が訪れたのは、里倉教諭が野球部顧問に就任した2年前。まずは部員の意識を変えるため一つひとつルールを作ることで、練習の雰囲気も変わっていったという。
里倉教諭の意志改革は徐々に選手間に浸透し、それに伴い実力もついてきた。初戦敗退が当たり前だったチームは、夏の大会で中ブロックベスト8に。先輩が積み上げてきたものを受継いだ1・2年生の新生チームが、今大会で関東進出という快挙につなげた。
「この結果を来年春・夏大会への弾みにしたい」と里倉教諭は話す。県代表として自覚が芽生えた生徒たちも、来夏の関東ベスト4以上を目指し日々練習に励んでいるという。
なお、関東大会は栃木県総合運動公園(宇都宮市)で今月12日(土)・13日(日)に開催される。
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