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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2019.09.12

猛威の爪痕鉄道に打撃
台風15号

  • 9日、午前10時頃の平塚駅東口改札のようす。入場規制がかけられた

 関東を中心に9月9日未明から明け方にかけて強い勢力を保ち通過した台風15号の被害が市内でも確認された。

 市災害対策課によると、9日正午時点で住み家の屋根の損壊等物的被害が8件。人的被害は確認されなかった。

 公共施設では、▽ShonanBMWスタジアム平塚の北マラソンゲートシャッター破損▽ひらつかサン・ライフアリーナで通路雨漏り▽魚市場の上屋の破損▽平塚漁港(新港)の西護岸の舗装破損▽市営住宅(3施設)のガラス破損等▽桜ヶ丘公園・四之宮山王公園・土屋霊園・五領ヶ台公園で樹木倒木多数▽幼・小・中学校19校の雨漏り・倒木などが確認された。

 始発から計画運休していたJR東海道線平塚駅には、予定していた午前8時ごろの運行開始に合わせて大勢の利用客が詰めかけた。

 架線への支障物の影響で運行開始は遅れ、一時は駅構内の入場規制もしかれ、利用客の列はバスロータリーを超え200m以上に及んだ。平塚駅で上り線の運行が再開されたのは午前11時頃、東京〜小田原間の下り線は午後1時頃に再開した。

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