左から真由（Sax）、恭平（Dr）、健介（G）
平塚出身の３人組インストバンド「笹本兄妹」が４日、初となるＣＤ「ＤＩＦＦＲＡＣＴＩＯＮ」（全３曲／１５００円）をトランジストレコードから発表した。
笹本兄妹は、長男の恭平さん（29）と次男の健介さん（27）で活動していた「笹本兄弟」に長女の真由さん（23）が加わり、２０１６年から現在のバンド名で船出した。
ギターとドラム、サックスの編成。３人は音楽性を「さわやか系ハードフュージョン」と表現する。心地よいサックスの音色をギターとドラムが包み込む演奏は、血のつながった３人ならではの息の合った独特なグルーブ感を生み出し、聴く者の心をつかむ。
主戦場はステージ。年間30本以上のライブを全国で行い、各地に熱心なファンを持つ。オリジナル曲も多いが「ライブでの１つとして同じものはない演奏の価値を大切にしたい」（恭平さん）との思いからＣＤ化をこれまで見送ってきた。しかし、周囲に請われる形で今回のリリースに踏み切ったという。
３人はいずれも高浜台で生まれ育ち、特待生として昭和音楽大学で学んだ実力派。ライブ活動や講師業で生計を立てる文字通りのプロたちは「聴き手を楽しませるのは当たり前。その上で平塚への恩返しや、貧困といった世界の課題に音楽で向き合いたい」と前を見据えている。
読者１人にＣＤを進呈
今号で紹介した「笹本兄妹」の初となるＣＤ『ＤＩＦＦＲＡＣＴＩＯＮ』を読者１人に進呈。
希望者は【1】住所【2】氏名【3】年齢【4】電話番号【5】本紙の感想を明記の上、〒２５４-００３２平塚市八千代町１の23タウンニュース平塚編集室「ＣＤ」係まで。７月31日（金）消印有効。
メンバーのサイン入り
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