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カーディーラーが拓く農業の未来 ジムニーファーム湘南
平塚に本社を構えるルノー、スズキジムニーの販売店「アレーゼ湘南株式会社」（渡辺貴比古社長）が、農業の未来を拓く新事業「ジムニーファーム湘南」をスタートさせた。同社社員でファーマーでもある柳沼信樹さんは、「農家の皆さんの話を聞いていると、農業に従事しながらの販路の確保・拡大に課題を感じている人が多かった。飲食店の方にも話を聞いてみると、農家の方と同じで、より良い食材を探したいけど忙しくて時間がない。それなら、僕たちが力になれるかもしれないと思いました」と話す。
地域共生を目指し
絶賛開発中なのが、湘南地域の農家と飲食店をマッチングさせるアプリ。同じ夢を持った仲間との出会いを生み出し、コミュニティを形成することで、ひとり一人が特性を生かし地域をより良く循環させていく「地域共生」の実現を目指していく。おいしい地元の野菜を通じ、地域のコミュニティが育っていく。そんな未来を描いている。
新規就農者を応援
「今後は生産者がお客さんとつながれる野菜販売の店舗を作りたい」と柳沼さん。後継者不足から耕作放棄地が増える現状を見つめ、「新規就農する人をサポートできれば。僕たちは車屋さんですから、中古トラクターを整備したレンタルなども計画中です」と農業の不安を取り除いていく。
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※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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