市内在住のバイオリニスト・江藤有希さんが11月24日、3枚目のアルバム『memor(メモル)』(Happiness Records/税込2530円)をリリースする。日常の中でグラデーションを描く心の機微をメロディーでつづっており、江藤さんは「誰もが自分を癒すことを学ぶ日々だったと思う。ゆったりと聴いてほしいです」とリリース日を待ち望む。
memorはラテン語で『心に留めておく』という意味。コロナ禍で中止になったクルーズ船ライブに思いを馳せた『splash』のほか、行動が制限中でも好きなことを見つけようという思いで作曲した『drip coffee days』など12曲を収録。美しいメロディーとバイオリンやギター、チェロ、ピアノなどの共演を楽しめる1枚となった。
江藤さんは「もうすぐ平塚で暮らして8年。作品をつくる環境として、とても恵まれていると感じます」と話していた。
11月19日(金)にリリースコンサートを開催。めぐろパーシモンホール小ホール(東京都)で午後7時開演。チケット5千円(電子のみ)。詳細は江藤さんHPへ。
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