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平塚版 公開:2022年7月7日 エリアトップへ

熱中症 6月までに22人 市内搬送者 前年の4倍超

社会

公開:2022年7月7日

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熱中症の啓発品を持つ東さん
熱中症の啓発品を持つ東さん

 梅雨明け以降記録的な暑さが続く中、平塚市内では熱中症の救急搬送件数が急増している。市消防本部によると、今年6月までに昨年の4倍超となる計22人が搬送された。今後も続くと予想される厳しい暑さに備え、同本部では適切な冷房の使用や屋外での活動を控えるなどの対策を呼び掛けている。

 熱中症の搬送件数は今年5月が2人、6月が20人の計22人で、30度を超える真夏日が続いた6月20日以降に集中した。昨年は5・6月で5人、20年同期は6人だったが、例年と比べて梅雨明けが早まった今年は突出して多く、同本部によると統計を開始した2010年以降最多を更新したという。

 搬送された22人のうち95歳の高齢者が重症・重篤となったほか、中等症が9人、軽症は12人だった。年齢別では65歳以上が11人で最も多く、18歳〜64歳が6人、7歳〜17歳が3人、6歳以下が2人だった。

 発生場所では屋内が最多の10件で、小・中・高校などの教育施設では体育や部活動などいずれも屋外での活動中に3人が発症した。

梅雨明け早まり体の順応遅れる

 関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる6月27日以降は、市内でも連日30度を超えて猛暑日に迫る日もあるなど、厳しい暑さが続いている。同本部で熱中症の対策にあたる救急救命担当の東綾花さんは、「例年なら体が暑さに慣れる『暑熱順化(しょねつじゅんか)』に取り組む時期だが、いつもより梅雨明けが早まったことで体が追い付いていない人も多い」という。

 熱中症対策には、エアコンの適切な利用や屋外での活動を控えるなどの対策が重要となる。水分補給に関しては、スポーツドリンクなどをシャーベット状に凍らせた「アイススラリー」の摂取も有効で、微細な氷と液体が混合した飲料を飲むことで消化器官を効率的に冷却することができるとされる。アイススラリーの作り方はインターネットなどでも紹介されており、東さんは「家庭でも簡単に作ることができるので、ぜひ実践して熱中症対策に役立ててほしい」と話している。

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