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公開日:2025.07.18

平塚出身レゲエユニット
亡き友の夢背負い大阪へ
日本最大級フェス出演

  • ハイエストカップで優勝したYANAGIさん(左)とSUNADEMUSさん

 平塚市出身のレゲエユニット「YANAGI&SUNADEMUS(スナディモス)」が、8月2日(土)と3日(日)に大阪府で開催される日本最大級のレゲエフェス「ハイエストマウンテン2025」に出演する。

 「YANAGI&SUNADEMUS」の2人は、6月15日に大阪府で開催された予選大会「ハイエストカップ」で優勝。ハイエストマウンテンへの出演権をつかみ取った。

 ハイエストカップの決勝を振り返りYANAGIさんは、「大阪はアウェーな雰囲気だったけど、1曲目でつかみを感じた。どう盛り上げるかイメージしていた通り、お客さんが反応してくれた」と、興奮冷めやらぬ様子で語る。

同級生で結成

 平塚市出身の2人は、同じ学校にはなったことがないものの、中学生のころから知り合いだったという。偶然にも、2人とも19歳のときにレゲエの本場・ジャマイカへ行くなど、共通点が多かった。2018年に、地元の同級生4人で「紅谷町ラガマフィン倶楽部」を結成。順調に活動してきたが4年ほど前、メンバーの一人I―KEN(アイケン)さんが不慮の事故で亡くなり、活動も休止。I―KENさんの生前の夢だった「アルバムを出すこと」「残した楽曲をレコードにすること」「ハイエストマウンテンに出演すること」の3つの夢を叶えるべく、YANAGIさんとSUNADEMUSさんの2人で、今年活動を再開した。

 4月にはアルバム『COMEHOME』を発売。同アルバムの表題曲である『COMEHOME』は、I―KENさんを含む3人で作った思い入れの強い曲だったという。今回新たにレコーディングし直し、「アルバムを出す」という夢を叶えた。

 亡き仲間の夢を背負い挑んだハイエストカップは、2人にとって絶対に負けられない戦いだった。ハイエストマウンテンへの出演が決まり、YANAGIさんは「I―KENの思いを形にすることができて良かった」と胸をなでおろす。

平塚代表として

 ハイエストマウンテンには全国から15組が出場する。念願の大舞台にYANAGIさんは、「地元平塚の代表として、I―KENの夢も叶えてきたい」と亡き友に誓う。SUNADEMUSさんは「当日は、ハイエストマウンテンのトップバッターを務める。お客さんはお金と時間を使って来てくれるので、ワクワクドキドキ感をどう提供できるか、いい意味でハプニングを起こしたい」と意気込んだ。

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