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公開日:2025.09.12

平塚市
スターモールで社会実験
道路空間整備へ 仮店舗も

  • 湘南スターモールの将来イメージ

  • 社会実験の場所と空間イメージ

 平塚市では、今年3月に策定された持続可能なまちづくりを実現することを目的とする「平塚駅周辺地区将来構想」に基づいた道路空間の整備に向け、湘南スターモールで9月19日(金)〜10月20日(月)の期間、キッチンカーや仮店舗等を設置し、社会実験を行う。

 社会実験は、9月19日〜10月20日、10月21日(火)〜11月28日(金)の2回に分けて実施される。

 最初の期間は、湘南スターモールにある大木ビル(紅谷町12の26)1階と前面道路で実施。実験期間中、パーキングメーターを休止し、キッチンカー事業者が出店する。その他、大木ビル1階は6つの区画に分けられ、子ども広場の設置など、多種多様な業種が、物販や団体をアピールする場として活用する。

コンセプトに七夕伝説も大型ベンチで出会い創出

 平塚駅周辺のおおむね20年後の将来像を描いた「平塚駅周辺地区将来構想」。その第一歩として社会実験が行われる。

パークレット設置

 9月19日〜10月20日の期間には、歩道上の出っ張り部分2カ所にパークレット(大型ベンチ)2台を設置。続く10月21日〜11月28日の期間には、希望する店舗前に最初の期間で使用したパークレットベンチの一部を設置する。

 設置されるベンチは「かささぎ橋」をコンセプトにデザイン。スターモールは七夕飾りのメイン通りであり、かささぎ橋は星と星をつなぐ架け橋として語られてきたことから、通りに滞在すること自体が出会いとなるような、日常と七夕を結ぶまちの橋として、格子状の木組による滞留空間を演出する。

 なおベンチは仮設のため、期間中のみの設置となる。

 担当の市都市整備課では、「キッチンカーや仮店舗の設置により、パークレットの活用方法を提示するとともに、滞留空間の必要性について検証していく」としている。

今後は、将来構想の地区内の公園でも、社会実験を行う予定という。

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