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公開日:2025.10.17

二宮出身HANDSIGN
デフ五輪を盛り上げ
開幕記念に手話ダンス

  • SHINGOさん(左)とTATSUさん

 二宮町出身のTATSUさん、SHINGOさんからなるボーカル&手話パフォーマンスユニット「HANDSIGN」が、東京2025デフリンピックサッカー競技(男子)の開幕を記念し、11月14日(金)にJヴィレッジスタジアム(福島県双葉郡)で実施されるオープニングセレモニーに出演する。

 2005年に結成し、手話とダンスで耳の聞こえない人、聞こえにくい人にも音楽を届けてきたHANDSIGN。17年にはデフリンピックの日本選手団応援ソングを制作した。TATSUさんは「デフリンピックについて、応援に関わらせてもらった当初は、なかなか認知度が上がっていかないもどかしさがあった。今では駅や町中の大きなビジョンでデフアスリートが登場している。それがうれしいです」と顔をほころばせる。

 今年1月には耳の聞こえないダンサーや難聴ダンサー、デフアスリートが出演するミュージックビデオを制作した「CROSS ∞ OVER。」を配信リリース。SHINGOさんは「セレモニーでもデフダンサーのみんなと踊ります。選手とお客さんに手話とダンスでエールを届けたい」と意気込んでいた。

 オープニングセレモニーでのHANDSIGNの出演は午前11時〜11時10分を予定。同日正午から実施される開幕戦(男子 日本対イギリス)のハーフタイムでもパフォーマンスを予定している。

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