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公開日:2025.12.05
平塚市
脱炭素推進に補正
神田保育園をZEB対応に
平塚市は2027年4月に移転する神田保育園の「ZEB-Ready認証」取得を目指し、11月25日に開会した市議会定例会に、「子どもにも環境にも優しい保育園整備」として1千740万円の補正予算案を提出した。ZEB対応の公立保育園は、湘南エリア初となる。
「ZEB」とは、省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味ゼロにすることを目指した建物を指す。ZEBは4つの段階に分かれており、今回市が目指すのは、1次エネルギー消費量の削減率を50%以上とする「ZEB-Ready」。再生可能エネルギーの導入は必須ではなく、高効率な省エネ設備を導入することが特徴だ。市は今年6月に、脱炭素化を進めていくために温室効果ガス排出量の削減目標を定めた「平塚市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を改定。同計画の中で、新たに建設する公共施設は、原則としてZEB-Ready相当以上とすることとしている。
市保育課によると、ZEB化実現のため、当初予定していた整備内容を充実させ、空調機、断熱材等の省エネ性能を向上させる。今後、国が認める民間の建築物省エネ評価機関により審査され、建物完成スケジュールを踏まえ、27年4月に認定予定という。
市の補正予算額は、12月補正で96億4360万円、既定予算額と合わせ2千491億9323万円が計上されている。
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