独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてネパールに派遣される二宮町在住の粟村俊也さん(30)が、19日に村田邦子町長を表敬訪問した。
粟村さんは森林土壌保全省の出先機関であるミャグディ郡の土壌保全事務所に配属。現地住民が主体となって村落開発と森林保全の両立を目指すプロジェクトの推進に携わる。活動地域の社会・文化調査や自然資源に対する意識啓発、普及員の育成支援などを行い、住民と行政の橋渡し役として事業に取り組んでいく。派遣期間は2020年3月までの2年。
「海外に興味があった」という粟村さんは大学卒業後、金融機関に就職。森林組合などの取り引き先を通じて林業に関心を抱き、一念発起して青年海外協力隊員に応募した。70日間の研修でネパール語を学び、日常会話ができる程度までになったという。
村田町長から激励を受けた粟村さんは「不安もありますが、新しい世界へ飛び込むワクワク感でいっぱいです」と心境を語った。3月29日に日本を発つ。
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