二宮町の少年サッカークラブ・ＦＣ山西（柏原正寛監督）が９月24日に大磯運動公園で開催された「第１回Ｃｏｌｏｒｓ Ｃｕｐ Ｕ-11」で優勝し、初代王者の栄冠を勝ち取った＝写真。
個人技やスピード、元気など各々の個性を生かし、楽しくのびのびとプレーすることやチャレンジを大切にしているＦＣ山西。県内や東京から16チームが出場した今大会でも、各選手が持ち前の個性を発揮してチームの勝利に貢献した。
ＦＣトリアネーロ町田と対戦した決勝戦では、先制点を奪われ苦しい展開を斎藤亮太君（ＣＢ・山西小５年）が冷静にロングシュートを決めて流れを引き戻した。勢いづいた山西はさらに追加点を挙げ、３対１で念願の優勝杯を手にした。ハーフタイムに選手のみで話し合い、後半の戦い方を全員で共有したことが奏功した。キャプテンの柏原綾太君（同５年）は「初対戦のチームばかりの大会で勝てたことは今後の自信につながる。どの大会でも優勝できるようにしたい」と力強く語り、野谷俊介コーチは「サッカーを楽しみ、礼儀正しく、元気いっぱいであること。子どもたちと一緒に私たちも成長していきたい」と思いを語った。
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